Kinstaサーバーを1年使ってみて

Kinstaとは

Kinsta とは、ワードプレスのサイトを運営することに特化した Premium Managed Server です。


要するに、ワードプレスをホスティングするのに最適化されたサーバーというふうに言っておきましょう。


このブログを発見されたみなさんなら、このKinstaについて多少なりとも目にしたことがあると思います。


ここでは、Kinstaの概要紹介でなく

なぜ、Kinstaへサーバー移行し、

実際に利用してみてどうか

ということを中心に話していくので、詳しいサービス概要などについては公式ページか、ジェピスタというサイトをご覧ください。

Kinstaについていろいろ情報があります。

Kinsta(キンスタ)とは、WordPressサイトに最適化設計された、Googleが一番にお勧めしているWordPressサーバー。

Kinstaを1年使ってます

私は、このKinstaサーバーを2019年7月から利用し、

ウェブサイトを運営ています。

Kinstaにサーバー引っ越しする前は、

Google Cloud Platform(GCP)を使ってました。


なのではじめに、

このGCPを使っていたときの悩みからお話し、

そのあとに

なぜKinstaを選び、1年経ってどう思うか

このような流れでいきます。


極力、ポイントだけで端的にまとめますが

他方、具体性があるほうが分かりやすい場合もありますし

また、このストーリは期間にして1年半以上であるので

少々長くなることについてご了承ください。

Kinstaを使う前は「GCP」

Google Cloud PlatformGCP)を利用してました。

近年流行りのGCP(Google)やAWS(アマゾン)をクラウドサーバーといいますが、クラウドサーバーであるGCPを利用してワードプレス運用していました


サーバーに詳しい方なら、お分かりだど思いますが

スペック汎用性スケーラブルであることなどサーバー性能がいいのに安いということで、ここ数年はクラウドサーバーが主流ですね。

(ちなみに、国内のロリポップやXサーバーなどはクラウドサーバーでなく、レンタルサーバー


ご存じのとおり

Googleは、世界の9割のシェアを持つ「検索エンジン」や、「Youtube」というこれまた世界最大の動画配信サービスを運営しています。


そのGoogleが一般向けに提供しているクラウドサービスがGoogle Cloud PlatformGCPということです。


そのGoogleが持つサーバーインフラを

私たち一般人が利用できる、という

この上ないサービスがこのGCPということです。


なのでこのGCPを使う、ということは

Google検索やYoutubeと同じインフラを利用する

ということです。

Google Cloud Platform(グーグル クラウド プラットフォーム、GCP)とは、Googleが提供しているクラウドコンピューティングサービスである。Google検索やYouTubeなどのエンドユーザー向けのサービスでも、同じインフラストラクチャーが利用されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Cloud_Platform#cite_note-1

国際決済サービスのPaypalや、

金融ニュース・サービスを提供するBloomberg

世界最大の音楽ストリーミングサービスのSpotify

SnapchatポケモンGO(古いですが)など

世界の大手IT企業もGCPを使って、サービスを提供していることを公にしていますね。


GCPの強靭なサーバーインフラとそのブランドは、

多くの世界的なITサービスを惹きつけいます。


私がKinstaを利用する前は

彼らと同じように

そんな最強サーバーであるGCPを使って、ワードプレスサイトを運用していました。


そしたら

なぜ、そんな最強のGCPをやめてKinstaに移行したのか?

ということなんです。


このことについて、あらかじめ結論を言っておきましょう。

GCPでワードプレスを運用するのに、いろいろな問題があったからです。


その深堀りをする前に、

まずは、GCPについて簡単にお話しします。

GCPでのワードプレス運用をやってみて

ここでは、Kinstaにサーバー引っ越しする前に使っていたGCPについて、

次の3つに分けてご説明します。

1.GCPでのワードプレス運用方法

2.面倒な設定とメンテナンス

3.サーバー設定なんかで浪費しないで、コンテンツに時間を!

1.GCPでのワードプレス運用方法

GCPにおけるワードプレスサイトの構築には大きく3つあります。

① WordPress の単一インスタンス(Click to Deploy

② Kubernetes Engine に WordPress をデプロイ

③ App Engine


一般的に、GCPにて簡単にワードプレスができるので知られているのは

単一インスタンス(①)

でしょう。


単一インスタンスであれば、ものの10分程度で

簡単にワードプレスサイトをインストールすることができます。


②、③については、

複雑でここでは論外になってしまうので割愛します(専門のエンジニアに任せてください)


私は1年程、この単一インスタンスにてワードプレスを運用していました。

2.面倒な設定とメンテナンス

GCPの単一インスタンス(①)でワードプレスを1年運用していましたが、

結論をいうと、

まぁー余計な時間を多く費やしてしまった・・・

というのが本心です。

要するに、

サーバーの設定・メインテナンスに余計な時間を多く使ってしまった

ということです。

(誤解を生まないように繰り返しますが、インストールは超簡単です)


これは例えば

独自SSLの設定をする場合


まずLet’s EncryptにてSSLを取得し、GCPの画面にてSSHの開いて

Sudoコマンド(Apache)でwebサーバー設定を伝える必要があります。

そしてSSLの自動更新をさらにコマンドしてSSHにてwebサーバーに伝える必要があります。

サイトのSSLを取得・維持するのにもコマンドを知っている必要があります。



これ、レンタルサーバー(さくらサーバーやXサーバーなど)なら「独自SSL取得」のボタンをワンクリックするだけで、できてしまいますよね。

(Googleも公式発表していますが、独自SSLなしのサイトは、SEO的にもセキュリティ的にも相当よろしくありませんね)


ほかの例ですが

突然、ホワイトアウト状態になった問題


PHPのバージョンアップ(←ワードプレスは主にPHPで設計されてる)があった頃

長い間、サーバー関係についての設定変更は一切していませんでしたが

サイトにアクセスしたところ

アクセスできなくなりました


焦りましたね。

(確か2020年2月頃だったかな)


原因を教えてくれる人なんていないので、

まず、何が原因なのか?

ということを調べて、

自分がその直前になにをしたか、などと思い出しながら

原因を突き止めます


そして、

GitHubやらstackoverflowなどで調べて

他のデベロッパーに相談したりしながら

試行錯誤をへて

解決します!


数日間で解決できれば、上出来ですよ。


そのある問題が、世界で共通していることであれば、

運よく早く解決策を見るけられることもありますが

最近発生したばかりの新しいバグについては、

解決策がまだないか、

簡単に見つからない、もしくは

全く見つからないこともよくあることです。

(これは英語での検索結果ですので、日本語に比べて情報は遥かに多いのにもかかわらずです)


もうこうなると、

サイトのコンテンツを充実させるどころじゃなくなってしまいます


私もこの時は、コンテンツどころか

ゴールが見えない!

見えない敵と戦ってましたね!汗


その時間をコンテンツに充ててれば、どれだけサイトをより良くできたか


効率的でストレスがなかったであろうか


今となってはあれも勉強であったと思うようにしています

いい勉強とは言いたくないですね)


初心者であろうが、上級者であろうが

GCPの単一インスタンスでのワードプレスは

インストールこそ一瞬ですが

その後、サイト運営をしていいくなかで

設定やメンテナンスに多くの時間を費やすことになります


特別な事情などがないのであれば

GCPでの単一インスタンスでワードプレスをするのは

経験から、おすすめしません


とはいっても、

試験的で重要じゃないサイトであったり

専門のエンジニアがいるのであれば、いいかと思います。

3.サーバー設定なんかで浪費しないで、コンテンツに時間を!

私が、GCPの単一インスタンスにて

SSHコマンド設定や、

バグがあるのときに問題が煩雑化してしまったことケースから

膨大な時間を浪費したことはお話しました。


したがってサーバー選びに、選択の余地がある方は

レンタルサーバーや、Kinstaのようなマネッジドサーバーを使う・使い続けるほうがいいと思います。

その結果、

コンテンツに費やせる時間をより多くすることができるからです


このブログにも、同じことが書かれています

自分でシスアドになるのは、手間暇や購入するサードパーティツールのことを考えると、必ずしも費用対効果の高い解決策ではありません。Kinstaがどれだけお得なのかご紹介します。

もし、みなさんが今レンタルサーバーを使っていて

SEO対策のためにページスピードを速くしよう」

と思っているとします。

そしてそのために

最強サーバであるGCPを利用しようと思っていれば、

Kinstaをおすすめします


私自身、それと同じ考えで

結果、サーバーをKinstaに変えました。

その理由について、次で詳しくお話します。


なぜKinstaを選んだか?

理由は以下の4つです。

理由① KinstaはGoogle Cloud Platformをサーバー基盤にしている

理由② SEO対策 「データセンター」と「ページ読み込みスピード」

理由③ デベロッパー同士で評判が良かった

理由④ Googleのお墨付き

KinstaはGoogle Clould Platformをサーバー基盤にしている(理由①)

KinstaはGoogle Cloud Platform(GCP)を基盤にしています。

先述の繰り返しになりますが

Google Cloud Platformは、検索エンジン「Google Search」や動画配信サービス「Youtube」を提供するサーバーインフラで、世界最強サーバーです。


そしてKinstaは、

このGoogle Cloud Platformをサーバー基盤にして

独自でサーバーネットワークを設計し、

ワードプレスに最適化しています。

そのうえで、初心者ユーザーにも分かりやすい操作性を実現しています。


私が、GCPの単一インスタンスでワードプレス運用していたときに

サーバー設定やメンテナンスなどで都度、多くの時間を浪費してしまったお話をしました。

最強であるGCPのサーバーを使っていきたいけど、

もっと簡単にならないものか

と思っていたんです。


そして

Kinstaこそが

そのニーズに合致していた

ということです。

SEO対策 「データセンター」と「ページ読み込みスピード」(理由②)

近年Googleは、

独自の経験に基づいたユニークなコンテンツを作成することが

SEOの一番の対策である

ということを言っています。


それと同時に

ウェブサイトの読み込みスピード

ユーザー満足度(UX)につながることから

ページ読み込みスピードを早くすべきである

ということをいっています。


良いコンテンツをつくる!

はいいことですが

そのウェブページの読み込みが遅かったら

ユーザーは途中で離脱してしまいます。

そしてGoogleはこれを気にしています

ウェブに関する主な指標レポート(Google Search Consoleより)


このように、SEO対策の最低条件として

速いサーバーを選ぶのは必須です。


GCPをベースにしているKinstaが、

良質で爆速なサーバーであることはよく知られていますが

このことに加えて

データーセンターの場所が選べる

というメリットがあります


GCPやAWSなどのクラウドサーバーを使った方なら、お分かりだと思いますが

クラウドのロケーション(場所)をどこにするか、という

場所選びをすることができます。


場所選びができるメリットは?というと

サイトのターゲットに合わせて、場所を選択できることです。


仮に、「日本国内の人向けのブログを運営している」としましょう。

お使いのレンタルサーバーが、サーバーをベトナムに置いているとします。

この場合、あなたのサイトの訪問者はページを読み込みたびに、わざわざベトナムにあるサーバーからページデータを取り出すことになります。

これでは、距離的コストが生じ

結果、ページスピードに大きな影響を及ぼします


自分のサイトがどこにいる人をターゲットにしていて、

サーバーはどこにあるのかを把握している必要があります。


レンタルサーバー会社によっては、

「セキュリティ上公開していない」ということもあります。

これは名目上、そのように謳っているだけであって

ただコスト削減のために遠い海外に置いている場合もあるので、注意が必要です。


やや脱線しましたが、

データセンターの場所について、重要なことなので触れました。


GCPベースのKinstaではもちろん、このロケーション選びができることから

ページスピード最適化という、SEOの観点からも

選ぶ理由になったということです。

Kinsta公式ページより


デベロッパー同士で評判が良かった(理由③)

デベロッパーたちが集まるコミュニティは数多くあります。

日々情報交換をするような場ですね。


そして私は、複数のグループに属しています(多くがFacebookグループ)


いくつかのクローズド(非公開)のグループに参加していて(いづれも国外のグループ)

日々情報収集していますが

そんななか、サーバー比較は絶えることのない話題です。

「Kinsta VS 〇〇 あなたならどっち?」 的な議題ですね


これは個人的な肌感覚になってしまいますが、

大体、Kinstaを勧めるデベロッパーたちが多いですね。


よくわからないウェブページを参考にするのではなく、

知っているグループの多数派の仲間がそう言っていたので

信ぴょう性があり、Kinstaのサービスについて信用することができた

というのがこの理由③です。


Googleのお墨付き(理由④)

理由を3点ほど述べてきましたが、

なんだかんだいってこの理由④は大きかったかと思います。


検索エンジンの運営主体であるGoogle自体が公式ドキュメントにて

「ワードプレスでウェブサイトを運営するなら、Kinstaをお使いください」

と言ってしまっているからです。


公平・公正な立場をとるGoogleが特定の企業を勧めている、ということは多くありません。

そして、そのGoogleを納得させるのほどの品質を提供しているのであれば

高品質サービスであることが担保されていると言えるでしょう。

参照:https://cloud.google.com/wordpress?hl=ja


Kinstaを1年使ってみて

ここからは、

Kinstaを1年間、実際に利用してみてどうなのか?

ということについて、お話しします。

結論からいいますと、

満足しています

(満足していなかったら、とっくに違うサーバーに引っ越ししてることでしょう)


それでは、

なぜ満足できているか

という根拠についてですが、

超高速

突出してこの点だと思います。


次に、ページスピードの検証動画があるので

そちらでご確認ください

ただただ早い!動画で解説

日本国内で人気のあるエックスサーバーと、世界最強サーバーであるKinstaのサーバースピード対決!ページ読み込みを検証した

ブログでは、あるECサイトをエックスサーバーからKinstaサーバーに引っ越して、引っ越し前後を比較しています。

Xサーバー
(ページサイズ約2MB)
Kinstaサイト
(ページサイズ約2MB)
東京
3.74秒 2.31秒
フランクフルト(独)
4.91秒1.99秒
サンフランシスコ(米)
3.42秒2.21秒
シドニー(豪)
4.54秒3.33秒
平均
4.15秒2.46

Pingdomにてスピードチェック


世界各地からのすべてのアクセス

Kinstaがエックスサーバーよりも勝っています。

乱れることなく高速を維持しているKinstaサーバーは

超高速・高品質であるといえるでしょう。


最適なページスピードはどのくらいか?

この議論は幾度となくされています。

もちろん、速いのに越したことはありません!

ただ一つ、参考にできる発言として

GoogleのウェブマスターアナリストであるJohn Mueller氏が、

以前、次のことをツイート発言してます。

ページスピードは2秒から3秒以内であることを目標にしてください

(Google内部の方が、具体的な数字を出すのは珍しいことでしたね)


これまでGoogleは

ユーザーにとっての利便性を上げていくことが

ユーザー満足度を上げることになり

それが、良いSEO対策である」

という趣旨を言ってきました。


そのなかでもページスピード

ユーザーのストレスに直結するファクターであります。


ユーザー満足度を上げるためにも、SEO対策のためにも

高速サーバーを選ぶなりして

ページスピードを上げていていかなくてはいけません


管理画面はシンプル

利用してから1年経ってしまっているので、

とっくに慣れてしまいましたが

操作に慣れるのに時間がかかるようなインターフェイスではなかったかと思います。

事前に、無料デモをお試しいただいた方がいいかもしれません。

Kinstaデモ版お試し

管理画面の写真をご参考ください。


管理画面トップ

ごちゃごちゃしていない、スッキリさ


サイト管理トップ


バックアップ

・一番やすいプランでも毎日自動でバックアップ
・もちろん好きな時にいつでもバックアップできます


利用中のプラグイン一覧

・サイトにインストールしているプラグインが表示されます
・利用中のプラグインの安全性など監視しています。

以前、ある利用中のプラグインにセキュリティ面の問題が発生しました。国内外で大きく取り上げられていたなか、問題発覚と同時に、Kinstaから「利用中のプラグインに問題があります」と迅速にメール連絡がありました。

あまり開くことのない画面ですが、

プラグインのセキュリティ監視は大切です。


CDNも利用できる

これはうれしいですね。

CDNについて、わからない方は今は考える必要ありませんが

サイトを高速にするなら、いずれ必要になるかと思います。

CDNについてはこちらを読んでください。

WordPress CDNを2019年にこそ使いべき理由


キャッシュクリアなどのツール


アナリティクス(分析データ)


ユーザー管理(IAM)

自分以外の人に管理画面を操作させたいときに

このユーザー管理の機能(IAM)は役立ちますね。

※画面上の役割が「企業所有者」と表示されていますが、
これは単なる「所有者」という意味です。
あとでKinstaのデメリットについて触れますが、ちょくちょく和訳の精度が微妙なんです。


活動記録(ログ)


知識ベース (Knowledge Base)

一般的に言われているKnowledge Baseです。

メニューの「知識ベース」を押すと、説明書が出てきます。

「知識ベース」という和訳も微妙ですね。


サポートはどうか?

サポートは管理画面の右下にあるチャットボタンからいつでもチャットすることができます。

今までの経験からどんなときでも、

メッセージを送れば2分以内に返信がきます。


私は、ひと月に数回はチャットしています。

ただ、サポートについては英語のみなので

英語でのやりとりになります。

ただ、このブログによると英語できなくてもどうにかなりそうです。

Kinstaのサポートの使い方について解説します。

利用してみてわかったデメリット

個人的に

高速サーバーでかつ、安定しているサーバーであることが最優先事項だったので

サーバースペックに関するデメリットは一切ありません


そうはいっても

Kinstaを1年使ってきたからこそ

見みけたデメリットがありました。

サポートは英語(デメリット①)


先ほどもお話したとおり

サポートが必要なときに、英語でのやりとりになるので

英語が得意でないと、うまくサポートを受けられないかもしれません


私はこれまでに、サポートセンターの方々と何度もやりとりをしてきました。

そしてその9割の方々は、英語を母国語としない国々の方でした(セルビアとかコロンビアとか)

ですので、なるべく端的にクリアーな文章でまとめて話さないと

こちらの意味を汲み取ってもらえない場合があります。


みなさんに振り返っていただきたいことに

今までレンタルサーバーなどのカスタマーセンターによく連絡をとりましたか?

という点です。

私は、サイトの設計上、わりと多く取らざるを得ないので

最低でも、ひと月に3回以上は連絡をとります。


もし、連絡を取らなかったようであれば、この英語でのサポートについてはあまり気にしなくていいかもしれません。


高い料金(デメリット②)

利用する前から知っていたことではありますが、

料金が高い!

ということです。


一番安いプラン「STARTER」でも30米ドルします(約3300円)


サーバー設計などを考慮すると比較すべきではありませんが

国内レンタルサーバーなどと比べたら、とても高いです。


そして、注意していただきたいのは

プランによって作れるサイト数が

少なく制限されている点です。

例えば、STARTERプランの場合はたった1サイトのみです。

プランを上げていけば、料金もあがり

この制限もあがります。

プラン一覧(Kinsta公式サイトより)


和訳が微妙(デメリット③)

ドキュメントの日本語がわかりずらい

ということです。


私は、英語が読めるので

ドキュメントは英文を読んでいます。

日本語のドキュメントでも読めないことはないんですが

思いっきり機械翻訳されている文章なので

英文を読んでしまったほうが理解が早いのが本音です。

※ドキュメントとは「説明書・説明文」です


Kinstaはサーバー会社ですが

自社ブログで、多くのお役立ち情報(Tips)を発信しています。

例えば以下ようなものです。

WooCommerceストアを高速化する17の方法(2020年版完全ガイド)

WordPressの最も便利なSEOプラグイン(並びにマストなSEOツール)


このようなKinstaブログを見たことがある方なら

お分かりだと思いますが

超微妙な日本語ですよね。

機械翻訳丸出しって感じで、

はっきり言って読みずらいんです


私個人は、SEO対策などのリサーチはもっぱら英語でしていますが

このSEO対策などに関するKinstaのブログは多く上位に現れます。

Googleから評価は相当良いように思います。


ただ日本語があのレベルでは、

日本語版の検索順位は微妙なのではと思います。


このブログのKinstaを1年使ってみて > 管理画面はシンプル でも少し触れましたが

管理画面においても日本語が微妙だったりします(いいたいことは理解できますが)


微妙な和訳 - 管理画面の「ユーザー管理」にて -

これはサイト所有者って意味です


Kinstaにサーバー引っ越しする方法・やり方

外部サイトですので、要チェックですがKinstaへサーバー引っ越しの説明ブログがあります。

Kinstaにサーバー移行する方法を解説。初心者でも超簡単。どのサーバーからの引っ越しでき、1日あれば移行完了。画像と動画で解説。

まとめ

私は今まで国内・国外のレンタルサーバーや、クラウドサーバーを使ってきました。

そのなかでもKinstaは

総合一位といえるほどいいサーバーです。


冒頭で、私が以前にGCPを利用していたことに触れました。

GCPはGoogleそのものであり、

それを多くの世界的IT企業が使っているように

高品質で高速な最強サーバーです。


けど、ワードプレスを運営していくのにはお勧めできません

なぜなら、設定・メインテナンスで多くの時間を消費してしまう

ということを経験したからです。


みなさんがサイトの運営をしていくなかで大切にされていることに

読者の目線があると思います。

文章の読みやすさや、デザイン、写真をいれて説明、など

自然と、サイトを訪問してくるユーザーのためを考えていることが多くあることでしょう。


そしてGoogleは、ユーザーのためがなされるサイト設計を推奨しています。

ユーザーにストレスを与えないよう、

ページスピードを速くすべきと公式ドキュメントでもいっているとおりです。


他に比べてお高くつきますが

Kinstaを選ぶことで、

最強GCPを使っているのにも関わらず

面倒なサーバー設定などから解放されます

そして

その分の時間をコンテンツに充てることができ

結果、ユーザー最優先のサイトにすることができます


サーバー選びをするときの判断基準は

みなさん次第ですが、

最強GCPサーバーを使ったうえで、サイトの中身に時間をかけたい

という私と同じ考えであれば

Kinstaは失敗しないサーバー選びでしょう。

私自身の1年半の実体験から、そのように言えます。

なにより、Googleのお墨付きですしね。

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